歌うこととイクこと❤︎
こんにちは。川瀬です。
先日は、
涼しくなりましたね、などと言いつつ、呼吸と脱力について書きました。
http://lawrencestaff.blog.2nt.com/blog-entry-4084.htmlそうしたら、もう、なんか、寒いくらいですね。
中秋の名月はご覧になりましたでしょうか。
何日の夜だったか忘れてしまったのですが、
天高くかかげられた、わずかに欠けた満月が、
うろこ雲を照らして、抜群の美しさでした。
さて、前回は呼吸がテーマでしたが、
呼吸をテーマにするのは、脱力、というスキルを深めたい、
という目的からでした。
そして、脱力について深掘りしたいのは、
大きなオーガズム、疲れないオーガズムにとって重要と考えられるからです。
ところで、先日某所を歩いていますと、美しい歌声が聞こえてきました。
ベートーヴェンの第九です。
きっと、年末のイベントかなにかに向けた練習なのかな、と思います。
これも季節を感じさせる音ですね。
殿方様も歌った経験があるかもしれません。
わたしも歌ったことがあります。
あらためて第九を聴いてみますと、
美しさもそうですが、気持ちがいい、というか、
高揚感が抜群です。
いろんな要素があって高揚してくるのでしょうが、
あの強烈な高音、あるいは、高音域をハイライトさせる低音、
つまり、歌い手泣かせなスキルフルところがそのひとつであるようにも思えます。
言い方を換えると、
到達が困難な音だから、一緒に歌った気になって聴いていると、
自分も到達できた感じがして、高揚する、、、
みたいなメカニズムがあるようにも思えます。
例えば、カラオケでも、
高い声が出せるかどうか、
というのは、テーマになりやすい問題ですよね。
男性なら、「大都会」とか、X JAPANなんかが、その代表でしょうか。
女性だと、90年代ころは、小室哲哉の楽曲や、アユなど、
高音域のインフレしたような流行があったような気がします。
現在のカラオケ文化でもそうなのかはわからないのですが、
高音域を自在に歌いこなす人は、
性的においしい思いをする、
みたいな状況ってあったような気がします。
つまり、モテる。
高音域を歌いこなすと、なんかセクシー?みたいな。
高音域=セクシーというよりは、
なかなか出力不可能な音、
つまり、高音に限らず、低音、独特な声色、
を出せると、
別次元感があって、セクシー。
別次元感といっても、オリンピックのような別次元の身体能力の披露、
とはちょっとちがって、
歌う、みたいな行為は、
歌詞やメロディで共感を誘いますから、
別次元なんだけど、一緒に連れて行かれる、
みたいな感覚があって、
高揚させられる、、、
そういうことなのかもしれないな、と思います。
さてさて、なんだか音楽エッセイになっていますが、
性行為というのも、性的高揚は、共感の響かせ合い、
みたいな要素があると思います。
オナニーでさえも、自己愛で、鏡オナニーのようなやり方があると言います。
もしも、高揚の要素として、歌うことのように、
到達不可能な出力が高揚を誘う、
という側面があるとしたら、
歌うことを参考にするのも、アリな態度かな、と思います。
性的な意味で到達不可能な出力、というのは、
いろんな解釈があると思うのですが、
到達不可能そうだと思うのは、主観です。
こんなイキ方できるかな?
こんなにイケるかな?
というところを突破できてしまうと、
突破するところを見てしまうと、
ゾワッと高揚がやってくるかもしれません。
パートナーが高揚するかもしれません。
到達不可能なんじゃないか?
と感じてしまう領域こそ、
感動や、旨み、がある、、、
とすれば、これは、トライしがいがある、というものです。
歌うことも、性行為も、
精神的高揚、
身体の操作、
など、通じるところが多いように思います。
具体的には、脱力、腹式呼吸、などですね。
秋の夜長に、性的な歌い手の曲を聴いてみるのもいいかもしれません。
では!
( ´ ▽ ` )ノ
池袋トシマ・ローレンス 03-5954-0599