池袋トシマ・ローレンス　先生ブログ

続きまして、今回は日記を投稿します。日記は、つけたことないのですが、ちょっと頑張って「風味」くらいにします。

前置きと理由です。
黒川は最近よく「日記、日記」と呼ばれるようになりました。
しかしながら、黒川が何を目的にブログを投稿しているかというと、
日々の出来事報告ではなく、
お客様にお会いした時、いちいち説明しなくても良いように、これまでわりと長い期間をかけて、無名の黒川の自己紹介をしていました。…効果、ありましたか？

日記が好きな方が多いようなので、今回は、事後になりますが「日記」にします。１番印象深かった、つい最近のことです。

【１月下旬某日　晴れ】
15:00頃　北口ホテル街にて、ご予約のお客様のホテルに向かっている途中。
この日この時間、時々黒川バッグが擦れるくらい、若い男女や明らかに年の差があるカップルでごった返している。おそらくマッチングアプリで出逢っているのだろう。
全く、昼間っから何をしているんだ、こっちは仕事してるんだぞ。
…とか思いながら、地図の示しているであろう先へ先へと進んで行き、目印なんかを探して前方を見ると、いつの間にか、そこにはもうホテルは無く人も無く、その手の人達が住んでいそうなコミュニティが立ち並んでいた。北口ホテル街の最果てに来た模様。
まただ。また私は完全に迷っている。
とにかく、走って引き返して、再びホテル街に戻った。
GoogleMapも反応がトンチンカンだし、目的地が分からない。。。
仕方が無い、コレは最終手段だ。ダウジングしよう。
…と、とっておきペンデュラムを黒川バッグから取り出そうとすると、行き交うカップル達の激流の中で、今にも転覆しそうになるも、健気に清廉と抗い佇んでいる小舟が、
「お、おばあちゃんだ！どうして、こんな卑猥なところに！？」
とても品のある服装をしている。腰は前傾し、膝が開いている。齢80代といったところか。
…まさか、このおばちゃんも、マッチングアプリで、か？
…それともそれとも、オレオレ詐欺の指示で、受け子との待ち合わせが、ここ？いやいや、センスが無いだろう。
そうこうしているうちに、御婦人は、北口ホテル街の最果ての方に向かっていた。そして、とうとう私とすれ違って、ソッチの方向に進みながら、かなりキョロキョロしていたので、やっぱり迷っているのが確定。
すると、御婦人がいきなりクルッと振り返り、私のコートの袖を握ってきた。
「ごめんなさいね〜急に。後どのくらい行けば、東武デパートに着けるのかしら。さっき教えてもらったのに、全然たどり着かなくて。」
いやいやいや、全然正反対ですよ！
…可哀相に。多分、道を尋ねた相手がけっこう適当なことを面白半分に伝えたのかも。訛があるから、地方から上京してるよう。近くに特養あるけど、脱走でもなさそうだし、受け答えなどもしっかりして認知症ではない様子。理不尽。
「親戚の法事で、久しぶりに池袋に来た。お土産を買いたくて。やっぱり、一人で来ると東京なんか分からない。迷っちゃって。」とのこと。
…私も、完全に道に迷っているんです！
とは言わないでおいて、駅が見える線路沿いまでお連れし、東武デパートの位置を説明して、お別れした。

ヤバい。ホテルに行かな。
ここでMAPが正常反応しだし、走って目的地へ。
１０分以内にお届け、のところ、プラス５分はオーバーしていたかな。。。
ドアを開けた時のお客様のご様子が、一切笑ってなかったので、めちゃくちゃ怒られはしなかったけれども、かなりの一貫の終わりか。
実は人助けしてました。ご容赦下さい。

迷っている人間が、迷える人を、正しい方向へと導いた、という話です。
ここまでが、昼の文。

ところで、ここしばらくすっかり忘れてました。エッチな写真を精一杯です。

貴方の心の懐刀。黒川です⚔




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