池袋トシマ・ローレンス　先生ブログ

呼吸とリラックスと性感帯の連動


殿方様💙
いつもありがとうございますm(__)m



前回は脱力について考えてみました。
http://lawrencestaff.blog.2nt.com/blog-entry-3832.html

前回をふりかえりますと、

脱力とは、過不足のない状態ではないか。
過不足がない、ということは、

当然、文字通り脱力されている一方で、
必要な力は入っている

という状態ではなかろうか、と。

この
「脱力に必要な、ちから」
という語義矛盾のようなものこそ、
脱力、リラックスの盲点であり、コツなのかもしれない。

ということを言いたかったのです。

そして、脱力のトレーニングとして、やはり呼吸は重要で、
長く、安定的に、息を吐く
というトレーニングをおすすめしました。


そこで、今回のQ&A！

Q.
快感を得るうえで、リラックス状態にあることが重要だとよく言われます。
特に、ドライオーガズムなどの体験者ブログなど読むと、
腹式呼吸やそのリズムの重要性が強調されていたりします。
しかし、腹式呼吸を意識することが、緊張につながるような気もして、
落ち着きません。
無意識の呼吸を信用して、何も考えないほうがいいのでしょうか。
しかし、腹の上下が足りないような気もするし、
興奮でハアハアと胸で呼吸している気もします。
何かアドバイスないでしょうか？


A.
まさしく、腹式呼吸の意識のしすぎ、というのは、
リラックスを志向しすぎてリラックスに至らない、
という頭脳先行型な殿方様に多い状態かと思います。

ですから、おっしゃるように、
「無意識の呼吸を信用」するのがいいのです。
が、
どうしても、
考えたいタイプの人、カラダで感じるタイプの人、それは個性ですし、
どちらに優劣がつけられるものではありませんよね。

そこで！

案外考えたがりな時もある川瀬の珍説を用意しました！

そもそも、呼吸は、横隔膜の上下と、肺の伸縮でふいごのように、
息を出し入れしています。

この時、性感に関わる筋肉が実はひそかに動いている、と思われるのです。

具体的には、
脇腹の表面と、
骨盤底筋群と言われる、お尻側から骨盤を支えている筋肉、つまり、
キモチイイ会陰周辺のあのあたりです。

しかし、なかなか、意識にのぼりづらい筋肉ですから、
ここが動いてると深い呼吸ですよー、と言われても、
どこの筋肉？
となりがちです。


ところで、
若干、印象論的なのですが、
水泳を学生時代にやっていた、
現在、体型維持や運動不足解消に水泳をしている、
という殿方様は、明らかに、カラダの使い方がうまく、
運動をしている、という以上に、
水泳という、呼吸そのものがテーマのような行為をしているからなのかな、と
思われてなりません。
この理屈で言うと、
歌を歌う方、なども呼吸のスペシャリストと言えるかもしれません。



さて、この、呼吸のリズムと性感帯の反応が連動しているように見える、
リラックスの上手な殿方様のお腹の上下動は、
実はけっこう個人差もあります。

いかにも腹式呼吸という様子でお腹をふくらませる方もいらっしゃる一方で、
お腹が沈んでいく動きのほうが特徴的な方もいらっしゃいます。

ですから、

あまり、お腹の上下を気にしすぎることはないと思われます。
効果的に腹式呼吸ができているかどうかを、
お腹の膨らみ方だけでチェックできるかというと、
けっこうむずかしいし、混乱する、のではないかな、と思います。

もし、腹式呼吸をチェックしたい、という方がいらっしゃるなら、
以下の方法はいかがでしょうか。

※以下の方法は、ヒザや腰に負担がかかるかもしれませんので、
不安な場合、イメージするだけに留めるか、
要点をご自身の身体に合わせて応用されてください。


○腹式呼吸チェック
正座する
脚を正座のまま、仰向けになる。
呼吸時のお腹の筋肉の動きを感じてみる。

という方法です。

※バランスボールに仰向けに寝る、等でも同じ効果が期待できるかと思います。
要は、お腹側の筋肉を引っ張る状態をつくる、ということです。



この姿勢ですと、脇腹の筋肉がピンと張りつめた感じになっています。
ですから、ふだん、横になる程度では観察しづらい脇腹の筋肉が、
どう伸縮するかがわかりやすく、
しかも、吐く時にかなり使われる部位であることが確認できると思います！
さらに、肛門周辺の締まり具合も吐くことにかなり使われていることが感じられる方も多いと思います。


この姿勢なら、あえて、強調した腹式呼吸をせずとも、
普通に呼吸するだけで、呼吸と連動する筋肉が使われていることが確認でき、
つまり、
普通に呼吸してれば腹式呼吸だな、
あのあたりを意識して呼吸すればいいんだな、
という感じで、
安心して？呼吸していただけるのではないかと。

そして、不思議ですね、
これらの筋肉がある場所は、性感帯！！



というわけで、

リラックス、脱力が苦手な方は、
どうせ意識してしまうなら、
脇腹や、アナルの周辺が、息を吐くときにキュゥーっとなることをイメージしながら
刺激を受ける、
というのがいいかもしれません。

吐くときは、
ｽｰｰｰｰｰ
っと細く長く吐く感じが良いと思います。

吐ききれば、カラダが勝手に、吸ってくれますので、
意識は呼気だけで良いと思います。



以上、呼吸とリラックスと性感帯の連動について書いてみました！

体質等との相性もあるかとおもいますが、
お試しになってみてくださいね。



では！


川瀬出勤日です！
お手合わせ🙏よろしくお願いします( ´ ▽ ` )ﾉ💙

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