川瀬です。
先日、ご指名いただいた
タカハシ様のご要望により、
タカハシ様の真性クサち○ぽの内容から、
インスピレーションを受けて、
今回は書かせていただきました。
未熟ですが、お目通しいただきましたら幸いです。
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ポール・エレクション・ブルース (前編)
「ご通行の皆様。
おはようございます。お疲れ様です。
皆様が日々、笑顔で、このロレンス駅前広場を……」
小型スピーカーから聞こえる声は、演説許可証で提示されたボリュームの半分程度。
通行人の迷惑にもならなければ、演説が聞き入れられることもまた、ないでしょう。
しかし、それでいいのです。
月額14000円の『話し方教室』で鍛えた、いい声、で語る。
人々は政治家が何か話している、と思いながら通り過ぎる。
私は政治家ではありません。
世直しにも興味はありません。
ただこうやって、駅前の雑踏に立ち、射精し、笑顔で演説を終える。
それが日課なのです。
このように、真実の私について、心のなかで告白をしながら、告白がウッカリ演説になってしまわないように、緊張感をみなぎらせていますと、勃起が萎える心配はございません。
およそ30分。
これがアナル・ローターのスイッチを入れてから達するまでの所要時間であり、笑顔で演説を終えるまでの時間でもあります。
私は笑顔でデイパックに小型スピーカーを仕舞い、いつものようにカフェで一息つこうとしていました。
「マキノさん」
そう、私はマキノ。
「少々お時間よろしいですか」
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話しかけてきた女性は、この近所にある大学の政治サークルの副部長だという。
妙に堂々としていて、笑顔というよりも私を見透かし嘲笑うような目は、一瞬も直視できず、私は足元のデイパックを背負いながら、背中で答えた。
「すみませんね、許可の時間が過ぎちゃうと迷惑になってしまうからね。時間は大丈夫ですよ。いつも街頭のあとは喫茶店で一人反省会ですからその時間を当てさせていただきますよ」
声は震えていないが足が震え、心内告白の余裕はなく、悟られまいとすると、精液にまみれた陰茎が再び勃起を始めた。
「良かったー。貴重なお時間をありがとうございます」
なんの変哲もない若い女の笑顔でした。
政治を志す者としての威厳と、勝ち気な態度とを区別出来ていなかったのでしょう。
若気の至りとは攻撃的なものですから。
「私の行きつけでよろしければご案内します。政治のようなきわどい会話も問題ない、適度なBGM、適度な混雑の隠れ家です」
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「いらっしゃいませ。マキノ様」
店に着くと、女は政治家には不似合いな最も甘そうな飲み物を注文し、私はいつもどおり紙オムツにお漏らししながらコーヒーを注文しました。
「会計は一緒でね。学生さんに払わせる政治家はいないよ。私は政治家じゃないけどね」
席につくと、女から改めて自己紹介と今回の趣旨が説明され、在野の政治運動家たるマキノを、本当は街頭射精運動家たる私を取材し、草の根の運動のありかたを議論したいのだと、女は言うのでした。
この女、サナダはサークル内でセックスをするだろうかと考え、サナダのカバンの中に射精する最良の方法はないか、私は考え込むのでした。
「取材なんて気乗りされませんか?」
「いえいえ、どんな内容なら皆さんの参考になるだろうか、と私のつたない経験を思い出しておりました」
「それにしてもいいお店ですね、周囲との距離も音も気にならなくて、落ち着いてお話できます」
「何軒もまわってたどり着いたお店ですからね」
私はそろそろ露出しようと考えていました。
「音は気にならないのはいいんですけど、においはありますね」
「におい?」
「おまえ射精しただろ」
「えっ」
「おまえ、射精しただろ?」
「えっ、しゃ…」
「しただろ?はい?いいえ?」
「はい」
マキノは一瞬で思考がショートし、後頭部に血がのぼりカップを持つ手が震えコーヒーが溢れだした。
「カップを置いてください。マキノさんったら。こぼれちゃってますよ」
サナダはマキノの震える手に人差し指を置き、カップを置くように促した。
マキノは人差し指に触れられた瞬間に本日二度目の絶頂に至ったが笑顔かどうかは自分ではわからなかった。
「マキノさん、臭すぎるよ。洗いましょう?ここで」
(続く)
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